数年前にぶつけて感染根管治療したら、歯根外部吸収によりエンドペリオ病変に。唇側に骨も少ないと考え、ridge preservationしようと計画していました。
いざ抜歯し搔爬すると、初期固定が取れそうだったので抜歯即時埋入に変更。MEGAGEN Implant AnyRidgeφ3.5×7.0があったのでDENSAH BURで3.3mmまで逆回転で周囲骨を緻密化し埋入。Osseodefication。山根先生のセミナーでの知識が早速使えました。
歯肉縁より4mmの深度に埋入しました。骨が唇舌側に1mm足りていない部分にはBio-0ssを填入。Bio-Gideは不用と判断し、モノクリルで縫合。
抜去歯を切断し接着性ポンティックとして再利用。感染防止とBio-0ss流出防止の為の閉層に気を取られましたが、ポンティックの形態をよりOvate状にしていれば遠心の歯間乳頭をより保存できたのではないか?とも考えられました。プロビの段階で歯肉の成熟も促したいと思います。最終補綴は、骨から5mmの位置からコンタクトポイントを創りたいです。
急遽抜歯即時埋入に変更しISQ測定をし損ねたので、2次オペ時に測定します!
フィクスチャーにはカバースクリュー止めておき、両隣接歯に対して接着性ポンティックでプロビを設置し、この間に歯肉を這い上がらせるInterdental Papilla Reconstructionという奥田先生がOJ2022で発表していたテクニックを使ってみました。
学べば学ぶ程、新しい機材と材料で新しいテクニックが使えます。医者は生涯勉強だとよく言いますが、本当ですね。これで患者さんのオペを一回減らすことができました。TKDOドクターは生涯学び続けます。
診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!
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主訴 | 歯根外部吸収 |
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治療内容 | 抜歯即時埋入+minorGBR |
治療期間 | オペ即日 補綴四ヶ月後 |
治療費(税込) | 55万円 |
リスク・副作用 | 術者の優れた知識と技術が必要とされる。患者の治療に対するモチベーションと、メンテナンス意識が不可欠。 |
櫻田 博雅
立川北デンタルオフィス 院長
昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。