立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

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MTAの実際の臨床

TKDOらしい症例を。

下列レントゲン像。5/7に右下46番、髄床底近心と近心根尖に穿孔が認められ「保存不可能→抜歯→インプラント」としたくなるような症例。

マイクロスコープで感染根管治療をし、半導体レーザーで蒸散し、MTAセメントにて緊密に近心根管充填を行った。

マルチファイバーポストにてコアを築造。歯肉縁下に形成。モノリシックフルジルコニアクラウンをセット。

右下がセット直後の画像。近心根尖も分岐部にも炎症は認められず骨内欠損も消失。BTAテクニックとまではいきませんが、少しだけ分岐部にアウターマージンをつけてもらって豊隆を大きめにつけているのがポイントです。インプラントまでの猶予期間が今日からはじまりました。この歯が長持ちしますように🙏

さらに、右上の17番の近心頬側根の穿孔と排膿は厳しかったのでトライセクションにて分割抜根させていただきました。

抜歯窩に上皮が入り込んで骨欠損して欲しくなかったので、テルプラグを詰め、あえて水硬性セメントを歯肉とテルプラグがある上に封鎖するように配置させました。DualZoneTechniqueの応用です。1ヶ月経過した画像がレントゲン上の右側です。なんだか骨と歯肉ができてる事を期待してしたくなる画像です。2ヶ月このまま待機したら、仮封外してファイバーアレンジメントの土台とオベイトポンティックを応用した仮歯を製作したいと思います。この歯が長持ちしますように🙏

大事にするほど歯は残ります。私達が提案した治療選択肢を、真剣に選んでいただけると良い経過を辿る事が多いと思います。チャンスをいただけて感謝致します。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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治療内容

感染根管治療

MTAセメント根管充填

マルチファイバーポスト

歯肉縁下形成

アウターマージンつけたモノリシックフルジルコニアクラウン

治療期間

4ヶ月

治療費(税込)

約12〜15万円程度

リスク・副作用

抜歯寸前の歯を延命

監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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