SLE:全身性エリテマトーデスの復習をする機会がありました。シェーグレン症候群と似ている、症候性のある疾患です。国家試験以来、再勉強しました。
抗リン脂質抗体症候群を合併すると、血管がつまるのを防ぐために血液サラサラにする薬(抗血栓薬)を服用している方がいます。
抜歯、歯周外科手術、インプラント手術など出血を伴う治療をおこなうときは、血が止まりにくいので注意が必要。
ステロイド薬や免疫抑制薬による治療を受けているときは、抜歯、手術後に感染しやすくなるリスクがあります。
ステロイド療法をお受けになられている方の歯科治療は、顎骨壊死と骨折のリスクが高まるため、骨粗鬆症薬を使用することがあります。
骨粗鬆症の薬を使用していると、インプラントや抜歯などの出血を伴う治療をおこなったり、合わない入れ歯を使用していたり、口内が汚れていると、顎の骨が細菌に感染し、腐ってしまう病気「顎骨壊死」になる可能性があるので注意が必要です。
先日いらした患者さんには、満足な説明が出来ていなかったためきちんと学び直しました。皆さんにシェアできたらと思い綴りました。
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櫻田 博雅
立川北デンタルオフィス 院長
昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。