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FIDIを終えて

ILSC即時荷重研究会ベーシックコースから連荘で、FIDI 19期 全10日8ヶ月が修了しました🔩

林揚春先生と武田先生を主軸とした「患者に寄り添ったインプラント治療」の意味を痛感しました。

私にはインプラントのネガティブなイメージがありました。昔の勤務先の上司がやるインプラントの無計画さや、マネジメントの粗雑さのトラウマもあり安全性のあるインプラントは、保存治療が一人前に出来るようになってから改めて学ぼうと思っていました。3年前までは、特に保守的で伝統的なインプラント治療しかできませんでした。iOS(口腔内スキャナー)を買ってインプラントの印象が劇的に楽になったことでインプラントの世界を広げる気になりました。

Immidiate Placement、DENSAH BUR、ExtraWideShort、Graftless SinusLift、Immidiate Loadingと徐々に4S Conceptを理解して行く事で知識だけでなく手技も身につきました。今まで何故失敗したのかわかりました。何故不完全な結果だったのか腑に落ちました。恐れていたトラブルの回避する方法、起きてしまったトラブルのリカバリー方法、多くを学ぶ事ができました。

苦手だったインプラントが、この一年でまずは大好きになりました。学び続け得意になりたいです。キャリアプランも練り直しました。

若手時代どこか歯科医師として冷めた感覚がありました。ガチ勢ではない自分。出来ない事が沢山あるのに、現実から目を離し享楽的な思考でとても稚拙でした。目の前の歯の治療だけしてた日々。

得意な事や好きな事だけ学んでいても、歯科医療には総合的な知識や技術が不可欠なので、当然上手くいかないことも増え、その原因にも気付いてきました。その虚しさを独りでは根本的に解決できない事に狼狽し、学び直す事を決めたのが35才の時でした。

患者さんに対してどのような歯科医師であるか、そのためにどのような計画で学び努力を重ねるかを準備が足りていませんでした。今回、8年ぶりに歯科医師人生が大きく変化した1年となりました。FIDIのおかげです。ありがとうございました。

機能回復もARTとしての歯牙の復元も大切ですが、患者さん個々の人生単位で考えられる事が歯科医師として一番大切な事と再確認できました。そんな今日嬉しい電話が一本。立川から引っ越し埼玉で受診したら、セラミック治療の予後と審美性を褒められたとのことで、その方が札幌で歯科医院を紹介してほしいと連絡がありました。すぐ掛け直して今野先生の医院 @sapporo.motomachi.dental をご紹介させていただきました。こんちゃん先生よろしくお願いします🤩。櫻田お墨付きに転院していただけるなんて、歯科医師冥利に尽きます。日本全国に仲間がいるとこういう時本当助かります。

沢山の新患ブン回し診療なんて出来ればしたくないです。少なくて良いので、お互い一緒に歯を大切にしていける仲間としての患者さんと歯医者さんの関係でいたいです。武田先生が、引っ越した患者さんを診るために酒井先生の診療室で仮歯調整した話、あれ本当に感動しました。正直、目頭熱くなりました。本気の人はカッコイイです。歯科医師でもカッコイイ人まだまだ居るんだと嬉しくなりました。私も私が本気であり続けられるような間柄を患者さんと構築したいです。本当の意味での「生涯かかりつけ歯科医師」になる覚悟、初めて出来ました。武田先生ありがとうございました。

人間としても、歯科医師としても、1段階レベルアップした気がします。あとはやり続け、櫻田らしいTKDOらしいアップデートをしていきたいです。これからもILSC即時荷重研究会、FIDI宜しくお願い致します。

リクルートと診療ご希望の方は📲0425958118かLINE公式アカウント🛡️にご連絡ください➡️https://page.line.me/836adeyh

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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