日本歯周病学会で、Cairoの分類で世界的に有名なDr.Francesco Cairoの講演を聞くことが出来ました。
歯肉退縮への根面被覆の長期安定性には、角化組織量が最重要なパロメーター。CAF単体よりCTG(結合組織移植)併用が安定する。EMD併用も効果的。頬側のみのフラップは低侵襲。CTGは、手術時では血管収縮して小さいが、術後腫れるのでテンション掛かり千切れるリスク。歯肉0.85mmあればCAF単独でも🆗で、なければCTG必要と言ってましたが、Dr.MinのVISTAの考えのようにBioTypeをThin→Thickに変えることは有効だと感じました。
長期的に安定した結果を得るためには、フラップの厚み関係なく CTG or Fibro-Gideなどの代用品入れた方が良いとの見解でした。代用品は、CTG と比較すると結果は良くないけど、多少は厚くなるそうです。(Cairo の研究は 6- 12 month という比較的短期的な観察)
日常的にCTG(結合組織移植)する臨床になってきたので、第一人者や世界の開拓者達の講演も聞きたいと思うようになってきました。
臨ペリも行っちゃおうか迷ってます。その前にOJ2022@京都に行く事になりました。福田タカスケ先生と筒井純也先生に逢いに行く事にした。北海道Jetting Dentistsも一緒の予定です!
1人で淋しく参加してた日の自分に教えたい。今では一緒に学ぶ友達が沢山いることを!会場でお逢いできる日を楽しみにしています。患者さんに還元できるように沢山学んできます!
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櫻田 博雅
立川北デンタルオフィス 院長
昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。